小学生向けのプログラミング教室とは何か?その内容や特徴を一から詳しく解説!

目次

  1. プログラムって何
  2. プログラムは世の中のどこで使われているの
  3. スクラッチって何
  4. プログラマって何
  5. プログラムはどうやって作るの
  6. どうやったらプログラミングをマスタできるの
  7. プログラミングが出来たらどんな得する事があるの
  8. 小学生が学ぶ必要があるか?
  9. 2020年の必修化の内容
  10. 子供はついていけるのか
  11. どんなスクールがありますか
  12. スクールの受講形態
  13. プログラマで有名な人って誰
  14. どのようにスクールを選べば良いの
  15. 札プロでは何を学べるのか
  16. 札プロの凄いところ
  17. 札プロで目指せる資格

プログラムってなに?

BASIC言語サンプルプログラム
 コンピュータにさせる仕事を、英単語で書いた英文を順番に記述した指示書です。
 コンピュータにさせる仕事の計画書=program、目録という意味ですね。

 プログラムはソフトウェア、アプリケーション(アプリ)、システムなどとも呼ばれます。

 プログラムはご覧のようにC言語やJava言語などのプログラム開発言語で、英単語で記述します。

 プログラム開発言語は数種類ありますが、これは作りたいプログラムの種類に応じて設計・開発されるためです。

 Windowsなどの基本ソフト(OS)を作るために開発されたのがC言語、楽天やAmazonなどのネット関連のシステムを開発するために作られたのがJava言語です。

プログラムは世の中のどこで使われているの?

 まず、パソコンやスマートフォンを動かす土台となるWindowsやMAC OSのようなOS=基本ソフトはプログラムです。

 パソコンやスマートフォンにあるネット検索やメール送受信、ゲームなどの機能もプログラムが実現しています。
 
 家電製品や自動車に搭載され、自動車には200以上のコンピュータとプログラムが埋め込まれています。 銀行のATMもプログラムです。

 今話題の人口知能AIもプログラムですし、楽天やAmazonのオンライン売買サービスもプログラムです。

スクラッチって何

scratchプログラム画像
 スクラッチは世界最高の工科大(今は総合大学ですが)と言われる」マサチューセッツ工科大学メディア・ラボで開発された疑似言語と呼ばれるアプリです。

 プログラムは英単語で記述するので、アルファベットの分からない小学校低学年の子供などには学習するのに難しいところがあります。

 そこで、英単語の代わりに図のようなブロックをマウスのクリック&ドラッグを組み立てる事で、実行時にC言語などのプログラムが自動生成され指示を実行させる事が出来るようにしたのがスクラッチです。

プログラマって何

 プログラムを作る事を専門にしている人をプログラマといいます。
 
 プログラマはIBMや富士通のようなソフトウェア制作会社にもいますし、楽天やgoogleなどにもたくさんいます。

 しかしキャノンやトヨタの製品に搭載しているプログラムを作る人はプログラマとは呼びません。エンジニアと呼びます。

プログラムはどうやって作るの?

 
 プログラムを作るのは、建物やエンジンなどの機械と作るのとまったく同じです。

 まず、どんなシステムが必要かアイデアを出し、構想を練る、またはお客様の注文を受注しまし。
 次に設計図を作成し、それにそってプログラムを作っていきます。
 
 設計は最初にどんなプログラムを作るかを文書にします。これを要求定義または概要設計といいます。次にこれを流れ図=フローチャートやUML図といった図にします。

 これを内部設計、詳細設計といいます。
 
 この図をプログラム開発言語でプログラムにします。 この作業をコーディングと言います。このようにプログラムを作ることをプログラミングといいます。

どうやったらプログラミングをマスタできるの?

流れ図画像
 C言語などプログラム開発言語の文法書を買って来て、最初のページから学んでいっても挫折する可能性が高いです。

 前節で説明した通り設計図を描けなければプログラムは作れないので、実務プログラムを作るために必要十分なレベルの設計図=流れ図の作り方を学びましょう。
 最も易しい流れ図から最大値・最小値を求めるなどの難かしい流れ図を作れるようにしていけばよいです。

 教務経験豊富な教員のもとで、階段を昇るように一歩一歩すすんでいきましょう。
 
 その後、文法書にしたがって流れ図をプログラムにしていく学習をしていくのがベストな学習方法です。

プログラミングが出来たらどんな得する事があるの?

 content/uploads/2019/11/51btqbkjhl._sx335_bo1204203200_.jpg">現代は産業構造が30年前と比べて変わってしまいました。工業社会から情報産業社会に時代が変化したのです。

 自動車や家電製品などの製造業が中心の時代から、コンピュータ、インターネット、プログラミングが中心の時代に変わったのです。
 
 それゆえ、どんな仕事を選んでも情報技術(IT)とは切り離せない社会になります。

 たとえ、プログラミングが上手ではなくても、プログラミングに関する最低限の知識があれば、それだけで活躍できる場所が広がっていきます。

 ここ20年、転職するのに最も有利なのがプログラマ職で、プログラミングスクールなどで学べば35歳までなら異業種からの転職も一番容易でした。
 しかも給与も一般的なサラリーマンより高い。

 アメリカではプログラマの収入がパイロット、医師に次いで高くなってきました、日本でもそうですが大リーガーのように億単位の年収を得る人も少なくありません。

 アメリカでも、GoogleやFacebook、Twitterなどネット産業の創業者が成功し巨富を得るのと対照的に、ラストベルトといって自動車工場の閉鎖などで大量の失業者が出ています。
 プログラミングができれば、ビル・ゲイツやfacebookを作ったマーク・ザッガーバークのようなIT起業家となって巨万の富を得る事も夢ではありません。

 アメリカや日本などの先進国ではコンピュータを使いこなせる知識人と、コンピュータに疎い従来の産業の従事者という風に国民が分断されました。

 今後、益々プログラミングやWEB制作などコンピュータ利用術に習熟した人と、コンピュータが苦手な人では就ける職業、得られるチャンス、収入、未来への展望に益々差がついていくでしょう。
 
 プログラミングが出来る人は楽々と就職・転職でき高収入を得られる。 出来ない人は不景気やAIの発達で就職や転職も難かしくなり、現在のようにいくら努力して仕事をしても収入が上がるどころか下がっていく可能性が高いのです。

 プログラミングと英語が現代の読み書きソロバンといわれるゆえんです。

小学生が学ぶ必要があるか?

 プログラミングを学ぶこと以下のように意欲・能力が高まると言われていまが、何と言っても学習の開始年齢が早いほどより高いレベルまで到達できる事が期待できるでしょう

 バイオリンやピアノ、テニスなどでプロをめざさせる場合、ある3歳以下から習わることが多いといいます。

 さらに、中学1年ぐらいから学びはじめると高校卒業時に高いレベルに到達する子が多いということがアメリカの大学の研究で実証されています。
 
 マイクロソフトの2人の創業者、ビル・ゲイツやポール。アレン、Facebook創業者のマークザッガーバーグも中学時代から熱心にプログラミングを学んでいます

 しかし、より早く学習する事で、論理的な思考力やコンピュータを利用する分野への広く強い関心がより高まることが日々の授業で実感しています。
 

  1. 論理的な思考能力が高まる
  2. 情報活用能力が高まる・・・ンピュータに慣れ親しむことで自分に必要な情報の検索。収集と利用のスキルが高まる
  3. コンピュータやロボット、グラフィックデザインなどに興味を持った場合、強制ではなく自主的に遊びとして学習するので、学習意欲が高まる
  4. 仲間と一緒に活動して学ぶ場合、チームワークやコミュニケーション能力が高まる
  5. 作品発表などをすることでプレゼンテーション能力が高まる
  6. コンピュータを様々な場面で効果的に利用するスキルが高まる
  7. 自主的に作品を作り上げる事で創造性が高まる
  8. テストの点数ではなく、ロボットやプログラムを完成させる事で、達成感が得られ自己評価が高まる
  9. ロボット制作やホームページ作成、プログラミングで科学技術やアートへの興味関心が高まる

2020年の必修化の内容

 
 小学校では『プログラミング』といった教科が新設されることはありません。
 さらにC言語やJava言語などによるプログラミングを習うのではありません。

 各教科でプログラミングの考え方を利用して、学習内容の理解を深めることを狙いとしています
 参考ページ 2020年プログラミング必修化とはどのような内容なのか    
 プログラミングの考え方とは、物事を流れ図にして考えるということです。

 図にして考えた方が、考えが整理され全体像が把握できて、問題点や改善点に容易に気付けるからです。
 
 文部省はこのような学習で、将来プログラミングを学ぶ事がより容易になる。 さらに社会に出た時にプログラミングの考え方を利用して問題解決が出来るようになることを期待しています。

 学習する内容や時間数、使用する機材や教材は各学校に委ねられています。この背景には学校によってコンピュータやネットワークの環境整備が異なる、という状況があるからです。

子供はついていけるのか

C言語やJava言語などのプログラム開発言語による本物のプログラミングを習う訳ではないので、ついていけないかもしれないという心配は無用です

小学生では何を学べばよいのか

 筆者の実感では、プログラミングの学習は年齢が早いほど良いです
  
 年齢が低いほど論理的な思考力が向上し、他の教科の成績にも間違いなく良い影響を与えると思います
 
 特に小学3年生ぐらいから始めると、どんどん思考力が伸長していることが授業でも見て取れます。 プログラミングの腕もびっくりする位短期間で上昇していきます
 
 お勧めは小学1年生から4年生ぐらいまではスクラッチとロボットプログラミング、BASIC言語プログラミングを並行して学ぶこと。

 スクラッチやロボットはどの子供も大好きで短期間でゲームをどんどん作っていくようになります。

 小学4年生以上であればC言語やJava言語の習得も可能ですので、本格的にプログラミングを学ぶことをお勧めします

どんなスクールがありますか?

 
 2019年現在ではプログラミングスクールよりロボット教室の方が圧倒的に多いです。これは小学生のプログラミングスクールがブームになる前にヒューマン・アカデミーなどの ロボット教室の方が先行したためです。
 

ロボット教室

  1. モーターなどで動く、昔ながらのすロボットを組み立てるだけのスクール・・・『ヒューマン・アカデミー』『など。
  2. スクラッチなどの疑似言語やC言語やPython言語でプログラムを組んで、パソコンからロボットにインストール(記憶させること)して動かす、ロボットプログラミングスクールがあります。『札幌WEBプログラミングスクール』『アーテック・エジソンアカデミー』『ロボ団』『学研ロボット教室』など。
  3.  使用するロボットはレゴ社のマインドストームEV3やアーテック社のものが多いです。

プログラミングスクール

  1. スクラッチやマインクラフトなど疑似言語を教えるスクール
  2. それを越えて、C言語やPython、Javascriptなどの本当のプログラミングを学べるスクール。
  3. Swiftという言語でiphoneで動くアプリを創ったり、Unityといったアプリでゲーム作成を学ぶスクール。

(1)から(3)のどれかに特化するスクールもありますが、札プロのように複数のコースを併設しているスクールも多いです。
 札幌WEBプログラミングスクールでは(2)から(4)まで開講しています。

スクールの受講形態

 受講形態は 

  1. 通学・・・集団または個別指導 
  2. オンライン 個別指導、オンライン学習システムを使用してお子様が好きな時間に学ぶもの

などがあります。どれがベストとは言えず、それぞれに良さがあります。

プログラマで有名な人って誰

 マイクロソフトの創業者のビルゲイツ、ポールアレン、Fcaebook創業者のマーク・ザッカーバーグ、Apple創業者スティーブ・ヴォズニアック、Greeの創業者、田中良和さん。

どのようにスクールを選べば良いの?

 まず、お子さんがどのような事に興味を持っているのか?を見極めて下さい。

 ロボットの組み立てに興味があるのか、ロボットプログラミングコンテストで競争したいのか、プログラミングに興味があり独学していて先に進むのに苦労しているのか、取りあえず通ってもらって興味を持ってくれて楽しいと思ってくれれば良いのか?

 まずは、ロボットプログラミングやプログラミングの学習を試してもらいたいというのは良いですが、本人が乗る気でないのに入会させても続かないことがあります。

 逆にプログラミングに必要な論理的思考能力と近い関係にある、算数が苦手なお子さんでも、プログラミングやロボットに強い興味があるケースでは、スクラッチやホームページ作成などが大好きになり、スムーズに学習を進めるお子さんも多いです。
 
 まずは、色んなスクールの無料体験を受けてお子さんの感想を聴くことが大切だと思います。

札プロでは何を学べるのか?

 スクラッチ、レゴのマインドストームによるロボットプログラミング、マイコンのmicro:bit,Basic言語、C言語、java言語、Python言語によるプログラミング、グラフィックスデザイン・ホームページ作成、物事を創造する方法などが学べます。

札プロの凄いところ

 小学4年生以上であれば現代の2大主流プログラム開発言語C言語、java言語によるプログラミングが学べるところです。
 このような小学生対象のスクールは存在しません。
 
 小学生でもサーティファイ認定プログラミング能力認定試験が取得できるところ。
 
 代表は大学を卒業し、札幌市内最大級のプログラミングスクールでプログラミングと経産省 基本情報技術者試験の全内容を講義し。その後10年に渡って小中学生対象の学習塾を経営。

 さらにその後20年間、小学生から社会人まで対象の札幌WEBプログラミングスクールを経営。その就職実績と資格取得実績は全国でも屈指のものがあります。
 
 小中高校生へのプログラミング指導のプロなので、豊富な教務経験により、一人一人の能力・個性に合わせて無理なく習得していけるように指導しています。

目指せる資格 

 
基本情報技術者試験 午前試験 テキスト

  1. サーティファイ Java・C言語プログラミング能力認定試験1,2,3級、
  2. 経産省 基本情報技術者試験 、応用情報技術者試験 
  3. 文部省後援 J検