今日は。
札幌WEBプログラミングスクールの横田です。
今年は札幌でこの時期にまだ趣味のスポーツサイクルが乗れていますが、この時期に基本が10度を越えるのは55年ぶりだそうです。
やはり地球沸騰時代、異常気象なのですね。
TVは異常気象を報道しつつ、自家用車の宣伝をしていますね。
車一台作るのに10万キロ走行分のガソリンを消費する事はご存知でしたか?
しかも、どれぐらいのアルミやニッケルなどの資源を消費するのか?
さらにEVカーのためのリチウム・イオン電池を作るのに南米チリなどで大量の地下水をくみ上げ環境汚染をし生態系を破壊しているのをご存知でしょうか?
未成年者の奴隷労働が横行しているのです。(参考ページ)
ちょっと冷静になれば、そうだろな、と思う事ですね。
という事で私、は冬場以外はもっぱらスポーツサイクルに乗っています。
血圧や血糖値は安定し、循環器の強化になるし、ダイエット効果もあるし、街中の美味しい店とか面白い店を発見できるし、良い事づくめです。
セレブこそ高級車ならぬ、高級スポーツサイクルに乗ればいいのに。
その方が知的に見えてカッコいいですよ。
さて、今日は『教育者は間違いを犯したら必ず「間違っていました。」と謝罪し責任を取らなくと駄目!』というお話です。
★これは私が札幌ソフトウェア専門学校(現 札幌情報未来専門学校)に勤務して1年目のお話です。1990年のことだったと思います。
学年末試験が終わって、私が担任をしていたクラスからも数人、赤点を取った学生がいてその一覧表が回って来ました。
一覧表には名前と、単位を認めるのに必要な提出すべきレポートや出席すべき補講。それらの締切日が書いてありました。
教科担任は学生に話してある場合も多いのですが、担任から再度念を押すようにという通達があったと思います。
学校の専任講師が教科担任だった場合は、だいたい本人への連絡をしていましたが、基本情報技術者試験午前試験担当の外部講師は北海道大学情報工学科の博士課程の院生だったのです。
そこで、ミスが起こってしまったのです。
私がある男子学生にレポートの提出の必要性と締切について確認しなかったのですね。
それで、その学生が期日までにレポートを提出しなかったのです。
私はそれを聞いて内心すぐに「しまった。俺のミスだ!」と思いました。
当時は土地バブル全盛で、毎日のように私はススキノで飲み歩いており、さらに、着任して1年目で10学級ある情報システム科1学年では3番目の基本情報技術者試験への合格者を出し、昇進もし、気の緩みがあったのです。
その緩みを薄々「このままではマズイ」と自覚していたのですが、そこで事件は起きたのです。
結局、情報システム科1年の学年主任と古株の専任講師数人は規則違反なので、その学生を留年させるという決定をしました。
私は主任からその旨を聞かされ「いくら規則であっても、この一専門学校に私の卒業した国立大学ほどの学生に厳しく出来るだけの権威があるのか?
一専門学校がお客様である学生と保護者にそのような態度を取るのは問題である。さらにこれは私のミスでもあるので、何とかならないか?
そのように突っぱねるのであればこちらにミスがあってはいけない。
別に進級者決定のための全体会議で、「手違いがあったので例外的に認めてください。」と説明すれば良いだけではないか?」
と反論しましたが、主任は譲りませんでした。
結局、留年決定を説明するためにご本人とお母さんを学校に呼んで面談をすることになりました。
その席では、私は黙っているように言われ、主任が説明をしました。
するとその学生が「先生、何とか言ってよ。僕に落ち度はないよ。汚いよ。先生!ねえ、先生はそんな人だったの?がっかりだよ!」と私の顏を見つめていました。
数十秒考えて私はこう言いました。
「まったくもって、君の言う通りだ。高校教員以来、おれは教師だなんていって少しいい気になっていた。これではどちらが教育者か分からないね。
今回の件は私のミスです。おまけにお母様まで、傲慢にも呼び出してしまって。
本当に申し訳ございません。
つきましては、明日の全体会議で、私は職を掛けて説明し必ず了解を得ますので、レポートだけは提出してください。
締め切りは後日、出来るだけ早くお伝えします。」
そういうと、お母さんはハラハラと泣いて頷いてくれいました。
その姿は、今でも鮮明に憶えています。
面談の後、職員室に戻ってすぐに主任は
「なぜ認めたんだ。駄目だよ。なぜ認めたの?」
というので「さっき説明した通り僕のミスだからです。」
と答えました。
主任がそういう理由は恐らくこうだったのではないか?と思います。
まず、当時、30人ほどいた専任講師のトップにいたのが2学年主任で元事務職員だった商業高校卒の男性職員で、私とは少しずつ摩擦が生じ始めていました。
それで、私がミスを認めると減点主義の銀行のように、それをネタに何かにつけていびってくることが予想されたからです。
摩擦の原因は恐らく嫉妬と価値観の違いでしょう。
さらに、1学年主任の彼が管理者としての責任も問われ、その2学年主任との力関係が弱くなることも恐れたのかもしれません。
さらには、私や学校には落ち度はないと信じていたのかも知れません。
結局、私は責任を追及されることもなく、全体会議で説明し謝罪したことで何の問題もなくその学生は進級できました。
この事件は私が教育者を続けていく上での決定的な分岐点だったの思います。
もし、ミスを認めずつっぱねたら、私は一生「自分は教師として卑怯な事をした人間である。」とずっと一生後悔して生きていくことになったと思います[/color]。
これは殺人に似ていると思います。
人を殺すと、必ずその日に犯人が夢に出てきて酷くもがき苦しみ、現場を見に行く。
それが時間とともに、収まっていく。
さらに、続けて人を殺していくと、その度に澱がコップの底に溜まっていくように人格が変わっていき、最後は人を殺すことに無感覚になると言われていますよね。
今のイスラエルやミャンマーの軍隊の兵士たちはこういった状況ではないでしょうか?
突っぱねていたら、その学生は一生涯専門学校の講師と学校を信用できなくなり、あらゆる教育者への不信感を持って生きていくことになっていたでしょう。
これはもう、その人の魂の殺人に等しいし、彼のその後の人生を狂わせてしまったかもしれません。
◆翌年、その学生と、彼の友人と2人とトイレで一緒になり、私が小の用を足していると友人2人が笑ならが「留年決定ってワハハ」と可笑しいそうに言い、本人は黙って私の顔を見ていました。
私は何も語らず、トイレから出ていきました。
何も言えませんでしたね。(苦笑)
今日、特に第2次安倍政権以来、責任を隠そうとする、認めようとしない。はぐらかす、突っぱねる。論理をすり替える。圧力を掛ける、挙句は殺人をする大人が多数出現しています。
政治家だけでなく、特に検察官や警察が酷い。絶対に失敗を認めようとしない。
何より、先の私の古里である旭川で起こった中2女子凍死事件などでの、教師や教育委員会などの態度を見ると、今の小中学校教員の酷さは理解不能ですよね。
『参考YouTube映像 旭川いじめ凍死事件と暴力団旭導会について』(朝堂院大覚氏は小池百合子東京都知事父子が路頭に迷っているときに、生活の面倒をみて、留学費用なども出し、小池知事の学歴詐称を証言している人です)
ちなみに旭川市教育委員会は玉置浩二と安全地帯や世界的な漫画家の寺沢武一さんの小学校での担任だった私の父も一時期、指導主事などの役職で勤務していました。
その後、私に「責任を認めるな」といった岩見沢教育大学卒主任は北海道大学?かなにかの大学院を目指していて、その後に消息は知りません。
この話を、またふと思い出したのは安倍晋三や岸田文雄などが、年に118回とか息を吸うように嘘を言うのはなぜか?ということを深く考えてみた結果、この主任のことを思い出したのです。
最初はたった一つの言い逃れ、嘘から始っていくのではないかと。
その裏には銀行のような減点主義の陰湿な村社会的組織があるからではないか?と。
当時、驚いたのは、その1学年主任が、私が着任して以来、ずっと親切丁寧に色々と指導・助言してくださった人だったことです。
やはり、そのような発言をしたことに少なからず驚きました。
もっとも安倍晋三は父の晋太郎が「こいつは言い逃れの天才なんだ」と言ったように、生来の嘘付きであり、脳に障害がある可能性が高いと思いますが。
写真の本には「『嘘つきしんちゃん』のような平気で嘘つく人は側頭葉の倫理観を司る回路に欠如などの障害があるという京大医学部の研究結果がある」と書かれています。(詳細は画像をクリックしてください。)
また、私とそりが合わなかった2学年主任は、その後、どんどん私との軋轢が強まり、バブル崩壊で一気に傾いたこの専門学校を私が辞職することになった決定的な要因となりましたが、人間万事塞翁が馬で、その後、私が学習塾経営者となるきっかけともなりました。
その人は生来の虚弱体質で、若かったのですが、私が退職してすぐ眼底出血で失明の危機となり、さらに股関節に障害が起こり通常通り働けなくなって車椅子生活となってしまったそうです。
私同様に専門学校を退職して東京海上火災保険の代理店を始めた同僚の講師の人は「彼はキツイ性格だったけど、虚弱体質で人に負けまいと気を強く持っていたのではないかなあ」と話してくれましたが、私もそうかな?と思います。
いずれにしても、間違ったことや、思慮不足だったことをして、謝罪せず、責任を取らない人間は教育者ではない。ということです。
◆教育者たるもの、面白い漫才を見た時には腹から笑える心でないといけない。
殺人者のように、心に澱(オリ=ゴミ・汚れ)が合ってはいけないのです。