今日は。
札プロの横田です。
札幌WEBプログラミングスクールで一番問い合わせが多く「Java基本+応用(WEBサーバー構築)講座」と並ん入会者の多い講座が、「基本情報技術者試験取得講座です。
最近のお問合せで多いのが「小学生や中学生でも学習が可能か?」というご質問です。
すでに2019年の春に、新中学3年生の生徒さんが、午前・午後の試験両方をほぼ満点で合格されています。
基本情報技術者試験の学習は小学5年生から可能ですが、小学6年生からの方が無理が無いと思います。私は以前長く個別指導の学習塾を経営していましたが、中学受験の勉強を本格的に始めるのが5年生からです。
これはなぜかと言うと、私見ですが20世紀最大の心理学者と言われるピアジェの発達理論から言うと、小学5年生から「形式的操作期」に入ります。
簡単に言うと、物事を言葉、単語のみで具体物のイメージを思い浮かべないで思考する事が出来るという事です。
小4までは、考えるのにリンゴならリンゴの画像、イメージを思い浮かべて考えます。「具体的操作期」と言いいます。
5年生からはリンゴと言うとき、リンゴのイメージを思い浮かべません。
リンゴと発音したとたんにリンゴが分かっています。
ですから「リンゴが落ちる事でニュートンは万有引力を発見したんだ」と聞いて「知ってるよ。そんなの皆知ってるじゃん!」と即座に答えられます。
このように、言葉=記号を操作して思考できると、論理的に考える事が出来ます。
こうなると中学受験の知能テストのような算数のパズルのような問題も解けるようになります。
基本情報も多くの英単語が出てきます。論理和・論理積などの論理演算や論理回路などの概念もどんどん出て来ます。
中学受験の勉強が出来るお子さんなら、特に小6からはほとんど無理なく学習を進めて行けると思います。
札プロでも小6から何人も基本情報技術者試験の勉強を、Javaの基本プログラム作成の学習と併行して学習してもらい順調に修了していました。
大体、小6から始めて中2の秋ぐらいまで学習してどちらの学習も完全マスタで修了。 中3春には受験可能というのが標準的なペースです。
使用する教材は札プロの大人が使用している教材を使います。
ただし、進行速度やどの章から学習するかなどはその子の個性・能力に合わせて慎重に見極め変えていきます。