Prisma(プリズマ)というアメリカ発の、毎日受講するオンライン小中高校が、今世界で注目を集め、相当な実績を挙げています。ご紹介します。

Prisma School 紹介バナー画像 ★公式サイト:https://www.joinprisma.com/

 札幌WEBプログラミングスクールの小中高校生コースを、お子さんに検討されている保護者の皆さまへ。

 今、全日制で毎日3時間ほどオンラインで受講するアメリカ発のオンライン小中高校「Prisma」が急成長し、欧米・アジアで注目を集めています。

日本の小中高校が「科目」「技術」「スキル」を個別に教えているのに対し、それらを複合・連携させて活用し、ある課題を成し遂げる。一つのシステムを作り上げる点がまったく異なります

 会社の新製品・新サービス開発・販売プロジェクトチームにそっくりですね。

 本日はそのご紹介と、札幌WEBプログラミングスクールとの共通点、さらに今後Prismaの知見を札プロの教育にどう取り入れていくかについてお話しします。

 Prismaは札プロのように、プログラミングなども学びながら、「地球環境の解決策を考え、ホームページを作るなどして人々にネットで啓発するプロジェクトを考え実現する」といった、さまざまな知識・技術を総合的に使って課題解決を実体験する「プロジェクト型学習(PBL)」を展開している、1教室(コホートと呼びます)が20から25名と少人数制のスクールで、各生徒に1人のメンター(個別カウンセラー)がつきます

 ただし、重度のADHDのお子さんなど講師の指導が難しい生徒さんは、メンターの作った指導案をもとに、ご両親が教師をして、メンターがご両親のカウンセリングをするコースも用意されています。

 教室の生徒の国籍は多様です。

 現在、世界43カ国から約500名の生徒が在籍。欧米だけでなく、日本や中国、オーストラリア、シンガポールなどの生徒も在籍しているようです。

教師・メンター(個別カウンセラー)のほとんどが大学院博士課程修了者であり、教育に専念できるよう高給が保証され、採用率はわずか0.5%です

 大学進学実績は初の卒業生で100%合格(少なくとも2校以上)。Carnegie Mellon(カーネギーメロン)大学(アメリカでもコンピュータ科学でトップクラスの大学)など、アメリカのTOP75校への合格者も含まれているそうです。

 費用:年間約190万円前後(為替による)。奨学金制度あり

 Art Thinkingを実践しており、知識の詰め込みではなく、「知識をどう組み合わせて新しい価値を生むか」を徹底しているそうです

 札幌WEBプログラミングスクールの教育理念・実践と、中核部分が共通していると感じます!

1. Prismaとは?(教育理念)

 Prismaの創設理念は次の通りです。

 ホームページより・・・「世界は急速に変化しているのに、従来の学校制度は100年以上前の産業革命時代の仕組みのままです。そのため、小学4年生頃までに50%以上の子どもたちが学校への興味を失ってしまうと言われています

 Prismaは、教育者・テクノロジー起業家・保護者のチームによって設立されたフルタイムオンライン私立学校(小学4年生〜高校3年生相当)です。

日本の多くの学校は、100年どころか200年遅れているともいえますよね

東京大学は、まず官僚養成のための法学部と工学部があり、一橋大学(東京商大)の経済学部に続いて資本主義経済理論を学ぶ経済学部が設置され、その後に医師と医学部教授を養成する医学部ができ、それらの構造が現在も大きく変わっていません

スタンフォード大学、ハーバード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学などでは、すでに「学部」という垣根が薄れ、「リベラルアーツ=複数の分野を横断して学ぶ」形に移行しています。

 学部壁の弊害は大きいと言えるでしょう。過去30年間、日本だけが先進国の中でGDPが伸びていない状況です。

授業システム 理念:「Hard Fun(ハードな楽しさ)」

 授業は外国語・数学・理科などの科目に分かれておらず、以下のような「6週間で1つ完成させるプロジェクト課題」の中で学びます。

 この課題を子どもたちが「本気で楽しみながら」取り組むことを重視し、勉強嫌い・科目嫌いの状態から、学ぶこと自体を好きになってもらうことを狙っています。実際に「学習やスクールが楽しい・満足している」という生徒は98%に達しているそうです。

2. 評価の軸:12の核心能力(Core Competencies)

 Prismaでは、従来の「教科名」や「点数」ではなく、12の核心能力を軸に子どもの成長を可視化します。これらは4つのカテゴリーに分かれています。

  • 知的能力:批判的思考(Critical Thinking)、創造的思考、情報リテラシー
  • 個人的能力:自己主導性(Self-Agency)、レジリエンス(回復力)、振り返りの力
  • 社会的能力:コミュニケーション、コラボレーション、グローバル市民意識
  • 実用的能力:問題解決、意思決定、デジタル流暢性(Digital Fluency)

◆自己主導性(Self-Agency)とは
 「環境に反応して動く(受動的)」のではなく、「自らの目的のために環境に働きかける(能動的)」力です。

 自分で目標を設定し、リスクを理解して選択し、その結果に責任を持って次に活かすという、起業家精神(アントレプレナーシップ)が自然と身についていきます。

3. 実際のプロジェクト(PBL)の例

小学生向け(Lower School:小学4〜5年生)

  • Playology(プレイオロジー:遊びの科学):おもちゃのデザイナーとなり、実際に動くおもちゃを設計・制作。物理法則、デザイン思考、ユーザー視点を学ぶ。
  • Unsolved Mysteries(未解決の謎):世界の未解決事件を調べ、仮説を立てて発表。科学的方法、リサーチ、クリエイティブライティング。
  • Food Lab(フードラボ):食の科学実験を通じて化学・栄養・レシピ開発を学ぶ。
  • Wild Inventions(ワイルド発明):自然の仕組みから新しい発明をデザイン。
  • Fairy Tale Remix(おとぎ話リミックス):古典のおとぎ話を現代版に再構築。
  • Ecosystem Engineers(生態系エンジニア):生態系の模型を作り、環境問題の解決を考える。

★中学生向け(Middle School:中学6〜8年生)

  • Build a Business(ビジネスを作る):自分のビジネスを企画し、ウェブサイト制作(プログラミング)とピッチを行う。
  • Cities of the Future(未来の都市):持続可能な未来都市を設計(都市計画・プログラミング・環境)。
  • Legend Has It(伝説によれば):世界の神話を研究し、オリジナル神話を創作。
  • Participation Nation(参加する国家):社会問題に取り組む市民活動。
  • Inventor's Studio(発明家スタジオ):デザイン思考で本格的な発明プロジェクト。

★高校生向け(High School:高校9〜12年生)

  • Secrets of the Biosphere(生物圏の秘密):生態系・気候変動を深く探究(生物単位取得)。
  • Future of Health(健康の未来):医療技術・健康イノベーションをデザイン。
  • Hindsight 20/20(後知恵20/20):歴史的事件を現代視点で再解釈(世界史単位)。
  • Build a World(世界構築):完全な世界観を文学・プログラミングで構築。

各テーマの最後にはExpo Day(展示会)があり、世界中の仲間や外部に向けて発表します。これが「表現する意欲」と「拡散的思考」を強く刺激します。

4. 指導者の役割:教師ではなく「Learning Coach(学習コーチ)」

 一方的に教える「先生」はいません。

 一人ひとりに専属のLearning Coach(個別カウンセラー、応募者のうち採用率0.5%の厳選採用)が付き、1対1で目標設定・課題克服のサポート・振り返りを行います。

 アート思考的に「問いをどう広げるか」「別の視点から見てみよう」といったヒントを与え、子どもの主体性を引き出します。

5. 参加形態の柔軟性

フルタイム:既存の学校を辞めてPrismaに完全転入(正式な成績証明書・単位取得が可能)。ライブ授業は1日2〜3時間程度。
パートタイム(Prisma Enrichment):地域の学校やプログラミングスクールに通いながら、放課後や週末に「創造力のハブ」として参加

6. 強み・メリット・優れた点

 このスクールは、数学や英語、理科、プログラミングを実際の課題に活用する点が最大の特徴です
 世界の著名な数学者が「日本の数学教育は、練習ばかりして一度も試合をしないスポーツのようだ」と述べていますが、これは他の科目にも当てはまります

 例えば英語なら、十分にネイティブと会話する機会がない。
 国語なら、小説や論文、詩を書く機会が少ない。
 理科なら、実際に製品を作ったり、発見を目指したりする経験が乏しい。
 社会なら、現実の政治について新聞などを使って調査したり、今起きている重要な裁判を調べたりする機会が少ない。

 例えば数学やプログラミングなら、かつて小樽商科大学の和田完教授が行ったように、「高校野球やプロ野球の打順は本当に得点効率が最適なのか?1番俊足好打、2番バンドが得意な好打者 3番チーム一のヒット製造機、4番ホームランバッター。という常時が本当に正しいのか?ホームランバッターから並べた場合、過去の試合では何点取れたのか?」といったテーマを実際に検証することもできます。

 スポーツと同じで、実際に使うことで、その有用性と面白さを実感できるのです

7. 入会した生徒・入会を検討すると良い生徒の個性

 Prismaは「伝統的な学校が合わない子」「神経多様性(neurodivergent:ADHD・発達障害・自閉症スペクトラムなど)の子」「ギフテッド(才能が突出した子)」を積極的にサポートするオンライン学校として設計されており、公式ブログや保護者・生徒の声でこれらの事例が数多く紹介されています。

 以下に代表的な傾向と具体例をまとめます。

1. 不登校・引きこもり・学校拒否(School Refusal)

 Prismaは学校拒否に関する専門記事を公開しており、ADHDや自閉症、PTSDなどが原因で学校に通えなくなった子どもについても解説しています。

 理由として「教室の刺激が強すぎる」「いじめやトラウマ」「学習ペースが合わない」などが挙げられ、オンライン+小規模コホート(10〜20人)+1対1コーチングが特に効果的とされています。

 多くの保護者が「子どもが毎朝学校を嫌がっていたのが、Prismaでは『学校が楽しみ』に変わった」と報告しています。

2. 自閉症・発達障害・ADHD

 公式に「2e(Twice Exceptional 「高い才能・得意さ」と「発達障害や学習上の困難」を同時に持つ人を指す言葉です。日本語では「二重に特別」と説明されることが多いです。ビル・ゲイツやイーロン・マスクが自分はこのタイプと公言しているようです。)」として対応を明記。

 Prismaの強み:自分のペースで学べる/プロジェクトを個別に調整可能/1対1コーチによるサポート/従来校のような一律の行動制約が少ない。

 実際の生徒例では、ADHDにより従来校で問題児扱いされていた子が、Prisma入学後に「笑顔が増えた」「責任感が育った」「家庭でも落ち着いた」といった変化が報告されています。

3. 学校でのいじめによりPTSD傾向がある子

 ゼロ・トレランス(いじめ完全禁止)ポリシーがあり、コホート内で相互尊重のルールを明確に共有します

 従来校で「自分は劣っている」と感じていた子が、Prismaでは「自分の価値を認められる環境」を得て回復した事例が複数報告されています。

4. 超ギフテッド(小学生で高校・大学レベルに到達する子)

 専用ブログ「Online School for Gifted Students」があり、ギフテッド教育に特化した対応が強調されています。

 従来校では「退屈→問題行動」になりがちなケースでも、Prismaでは自分のレベルに応じた加速学習が可能で、興味分野(数学・物理・プログラミング・芸術など)を深く探究できます

 オリンピック級の才能や、音楽・美術・文学などで突出した能力を持つ子も、プロジェクトを通じて「実務レベル」で自由に追求でき、その成果はポートフォリオとして大学進学や将来に直結します

5. 知能が高く、学校で退屈して問題行動が出る子

 ギフテッドの典型例として「退屈から来る行動問題」が挙げられますが、Prismaではプロジェクトを自分で設計できるため、知的エネルギーを創造的活動に転換できます。

6. プロのスポーツ選手などを目指す子

 スケジュールの柔軟性が高く、練習や試合を優先しながら学習を進めることが可能です。

全体傾向(データ)

保護者アンケートでは、98%が「以前の学校より子どもが幸せ」、100%がコーチに満足と回答

 neurodivergentやギフテッドの子どもが特に「ここでは自分らしくいられる」「初めて学校が好きになった」と感じている点が特徴です。

 従来校で苦しんでいた子が、Prismaで自信を取り戻し、才能を大きく伸ばすケースが非常に多く見られます

8. 実際の生徒・保護者の声と改善された点

ホームページに掲載されている入会者の声から、具体的な改善点をご紹介します。

  • 「Steffanが友達に『学校が楽しい』と言ったのを聞いたのは初めてです」(Beth C.さん)
  • 「Prismaでは息子が毎朝起きるのを楽しみにしており、以前の学校より大幅に幸せになりました」(Susan F.さん)
  • 「公立校で落ち込んでいたMajorが、Prismaではやる気と責任感を取り戻し、笑顔が増えました。最高の教育選択でした」(Latashaさん)
  • 「朝起きるのが楽しみになり、学校が嫌いから大好きに変わりました」(Presleyさんご家族)
  • 「以前は自分を低く評価していた高校生が、自分を大切にできるようになり、神経多様性の子に強くおすすめできる環境です」(生徒レビュー)

【共通して改善された点】

学校への興味・幸福度多くの生徒が「以前より幸せ」と回答
主体性・自信時間管理やリーダーシップが向上し、自分の意見を発信できるようになる
人間関係:小規模コホートにより深い信頼関係が築かれる。
学習意欲受け身だった子が、自ら探究し改善する喜びを知る

9. 費用と高校・大学進学

Prismaは、国際的な教育認定機関である Cognia(コグニア)の認可を受けており、その卒業資格は公的に高い信頼性を持ちます。アメリカでは「私立高校卒業証書(Diploma)」として大学受験資格が認められます。

日本での扱い(大学受験)
日本の大学を受験する資格(大学入学資格)を得ることが可能です。

文部科学省の規定により、Cognia・WASC・CIS・ACSIなどの認定を受けた学校の12年課程修了者には、日本の大学入学資格が認められます。

日本での扱い(高校受験・編入)
高校受験:中学校課程に相当するプログラムを修了していれば、日本の高校への受験資格も基本的に認められます(※自治体・学校により異なります)。

単位認定:日本の高校に在籍しながらPrismaを併用する場合、日本の学校側の判断により単位認定の可否が決まります。

ヨーロッパ・アジアでの扱い
Prismaの卒業証書は「米国認定私立高校卒業資格」として扱われ、イギリス、シンガポール、香港など多くの大学で受け入れられています。

ただし、大学によってはSAT・ACTなどの標準試験や、IELTS・TOEFLなどの英語能力証明が求められる場合があります。

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