成績が上がらないのは、結果を出せる『効果的な学習方法』が分からないからです。
学校の勉強もスポーツと同じで、闇雲に努力しても効果は無く、トレーニング方法が決定的なものとなります。
一つ例を挙げましょう。
★今あなたが高校生だとして、数学についての次の質問にはっきりと正確に答えられるでしょうか?
質問1 定理、定義とはそれぞれ何でしょうか?
質問2 微積分とは何でしょうか?何のために発明され、どんな場面で使用するのでしょうか?
解答です。
質問1 定義とは約束事です。『3点を最短距離で結んだ図形を三角形と呼ぶ』、これが定義。
一方、『直角三角形の長辺の2乗は他の2辺の2乗を足した価と等しくなる』これは定理。
定理とは真理の事で、明確な照明のある真実という意味です。
質問2 微積分とは、ウィスキーの樽や船の排水量(内側の容積)などを計算する必要性から生まれました。
曲線の曲がり位をしらべ、そこから曲線の関数式を求めるのが微分。関数式から体積を求めるのが積分。
これらがはっきりと分からないと、結局、自分が何を学んでいるの暗中模索状態なので絶対に成績は上がりません。