今日は。
札幌の横田です。
札幌ではとうとう粉雪が降ってしまいました。ロードレーサーでサイクリングに行こうかと思いましたがこの寒さではちょっと・・・・。ということで夜にプールに行くことにしました。
さて今日はSTEMでは無くSTEAM教育の話です。
STEM教育とは子供たちの科学技術への興味・関心を引き出す事が目的の教育です。
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、 Mathematics(数学)の頭文字を取ったもので、これらを横断的に結合して理科実験などを通して科学への興味・関心を高めるというものです。
これにArt・美術も結合したのがSTEAM教育で、これが東京の中高一貫教育などで、かなり本格的に行っているという記事が雑誌『AERA 2021年2月1日号』に載っています。
STEM教育はご父母に受けが良く、ロボット教室や学習塾で科学実験体験講座などを開くと非常に人気がでます。
ハッキリ言って私はこれが大っ嫌いです。
「苦手だからですか?」
って聞かれそうですが、逆です。非常に得意です。得意だからプログラミングスクールをやっている訳でして。
興味と価値観が理科系の科学技術に偏り、東大や京大の理工学部などにいって研究者や技術者になるのがなにせ偉いという志向が嫌いなのです。
科学技術で何でも解決できる。楽しい夢が実現する。
そうですか?その白人文化で地球滅亡を計る世界終末時計は後100秒しか時間が残っていないのですよね。
どうしてアート、芸術、エンターテイメントも重視しないのか?
昔、小学校の教員だった父にそう質問したら「お前がいくら言ったって学校教育では美術や音楽なんで傍系なんだって・・・。」と答えられました。
画家になる事に固執する私に「絵なんてもう時代遅れだよ。映画とかTVとか映像が出て来たのだから」ともいいました。
その父が生きていたら、今の、かつてのロックミュージックの大人気に変わっての世界的なアートブームをどう思うでしょうねえ。
ちなみに父の名誉のために書いておきますが、父は『玉置浩二と安全地帯』のメンバーの小学時代の担任で、教え子には『コブラ』で世界的な人気漫画家となった寺沢武一さんもいます。
共に通った旭川の神居中学では玉置浩二は生徒会長で、私はその後に生徒会長に指名され、それを嫌って副会長で許してもらいました。
私も現代美術家として有名になったら有名アーティストを3人も育てた小学校教員ということになります。
ちょっとこういった小学校教員はいないのではないでしょうか?
平凡な人に見えましたが、教員としては非凡な人だったんだなあと気付いたのは父の死後、最近のことです。
父の教育方針は「好きな事を職業にしなさい!」でした。
開成中ではピアノと作曲が必修科目になっている
AERAの記事によると、 開成中学では中学1,2年でピアノ、3年生でギターが必修だそうです。。
和音や転調など曲の構成理解に重きを置き、最終的には全員自分で作曲した曲を弾くそうです。
「早稲田中も一人に一台のピアノで充実した指導を行ってるそうで、音楽は数学との親和性が高く、開成・早稲田共に数学教育も盛ん。
また美術は『伝える』といったプレゼンテーションスキルを高めることにつながる。
美術や音楽は他の教科のブリッジとしての役割も大きく、音楽の中で社会や英語を、美術の中で理科や社会を学ぶといったことも行われています。」(中学受験塾 日能研 井上修さんの談話)
実は私の作ったこちらのホームページ『レオフェニックス』にも書きましたが、
「最新の研究では、音楽を鑑賞している時に人間は脳のほんの一部しか使用していないのが、楽器の演奏を習い始めると練習開始と同時に左右の脳が激しく連携を取り全脳をフル回転させて音楽を創造する脳の状態に切り替わる事が分かっています。
また、ピアノや楽器の練習が脳梁を太くする事も分かってきました。
東大生が過去にしていた習い事のNo1がピアノでした。
エリック・クラプトン、チャー、渡辺香津美など最初に独学でギターの演奏をマスタした超一流のギタリストに共通するのもピアノを習っていた事です。」
もう一つ、Amazonを作ったジェフ・ベゾスやAppleを作ったスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツなどが受けた教育にはある共通点があるのですが、それは別ねページでご説明いたします。
レオフェニックスのサイトでも少し触れていますよ。
それと、先日の朝日新聞では「STEM教育でさえ本格的に行っていない」と書かれていました。
それは、次の投稿ページでお話ししています。
それでは本日はこの辺で失礼します。
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