発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんの入会について

今日は。

札幌WEBプログラミングスクールの横田です。

今日は発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんの入会受け入れ態勢についてお話させていただきます。

札プロの小中高校生コースでは、発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんを、入会時の無料相談・無料体験時に受け入れて指導することが可能と判断したときにのみ受け入れてきました。

ですから発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんは受け入れないということでも、積極的に受け入れているというスタンスでもありません。

小中高校生の場合、IT業界への就職・転職をめざすわけではないので、基本的に能力・学力での基準を設けておりません。

ただ、現在までの当校での発達障害・自閉症スペクトラムのお子様の学習状況は良好で長く通われる方が多いです

これは、色んな研究者がしてきしていることですが、発達障害・自閉症スペクトラムのお子さんはスクラッチなどコンピュータやプログラミングと親和性が高い。つまり、相性が良いということもあると思います

ただし、入会をご希望の場合、入会カウンセリング時に、医師や専門家の検査や診断結果、学校の通知表などのデータがある場合は出来るだけ多く全て見せていただきたいです

その上での指導の方が無い場合よりも圧倒的に上手くいく確率が高くなります。

これは医療とまったく同じです。検査結果なしに治療をするのは基本的に無理です。

もちろん、現在、発達障害・自閉症スペクトラムの医師・専門家の診断を希望しているご両親が非常に多く、希望しても予約が数か月取れない状況であることは理解しておりますが、以上のような理由がございますのでご理解下さい。

また、当方は学習障害についての研究や指導は、以前経営していた小中学生対象の個別指導学習塾『横田進学教室』では先駆的に深く、北海道立特別支援教育センターなどでの研修参加などもして研究・指導しましたが、発達障害・自閉症スペクトラム・知的障害についてはそのような研究や指導実践をしてきたわけではございません。

むしろ、どちらかと言えば英才教育としてのプログラミング指導に力を入れてきました。

学習障害もそうですが、発達障害・自閉症スペクトラムについては医科大学や教育大学でもつい最近まで研究してこなかったと思います。

そのため発達障害・自閉症スペクトラムの研究は、日本では最初は一部の意欲的な精神科医が独学で研究を始めて、次に国内外で開発された各種検査も登場して広く利用されるようになり、さらに国別の発生割合の統計が論文発表され、医学者による原因考察の論文が発表されて今にいたっていると思います。

以上のような受け入れ態勢ですので、入会後に途中でスムーズに指導が行えなくなることもありえます。

ひとつの原因は、子供ですので成長にしたがって能力や性格が変化していくことがあります。

その際はご相談の上、受講スタイルを通学からオンラインに変更するなど色んな工夫をしております。

また、中には今まではございませんでしたが、指導の継続ができなくなって、途中で退会いただく可能性も無きにしもあらずです。

それは当スクールだけでな発達障害・自閉症スペクトラムを積極的に受け入れているプログラミングスクールやデイ・サービスなどでも同様だと思います。

ご理解下さい!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事