今回はChatGPT(チャットジーピーティー)の活用方法について、わかりやすくお伝えします。
最近のニュースによると、学校や文科省でもAIの使い方について注意が呼びかけられています。まずは記事の内容を整理してみましたのでご覧下さい。
その後、私の提案をお伝えします。
北海道新聞の記事
【記事1:宿題、生成AIの答えはダメ - 東京都教委が通知】
2023年6月15日
東京都教育委員会が、夏休みの宿題などでChatGPTなどの生成AIの回答をコピーして提出しないように注意を呼びかけました。
教育委員会は、「正解を求めるだけでなく、自分で考える力を育てることが大切」と説明しています。
日記や読書感想文などの宿題でAIの回答をコピーして提出しないよう、皆さんに注意を促しています。
今後は、国から公表される予定のガイドラインに基づき、学校でのAIの活用方法について周知する予定です。
【記事2:試験でAI使用「不適切」 - 文科省指針、7月にも公表】
2023年6月22日
文部科学省が小中高校向けの生成AI(ChatGPTなど)活用への指針原案を策定しました。
指針では、個人がAIを使いこなす姿勢を育てる事を強調していますが、批判的思考力や創造性への悪影響にも配慮する必要があるといっています。
AIの活用が有効な例として、授業の討論での活用や英会話の文法間違い探し、高度なプログラミング学習での利用を挙げています。
不適切な利用例として、生成AIの性質や限界を学習させずに自由に使わせたり、成績評価に関わるテストでの生徒の利用や芸術活動での安易な使用を挙げています。
個人情報や著作権のリスクについても注意が必要であり、利用規約の遵守やAIの性質や限界を事前に学ぶことも重要だそうです。
以上が北海道新聞の記事の内容の要点となります。AIの活用には注意が必要ですが、適切に使うことで学びを豊かにすることができるといっています。
【宿題にAI ブレーキ 】
2023年7月5日
文部省は夏休みを前に「使い方を示さないと無秩序な状態になる」と判断。3ヶ月で指針を作った。
与党の文教族議員からは以下のような意見が出た。
・子供には早い
・多大な利便性
・限定的な利用からはじめる
・小学生の利用には慎重な対応を
想像を超える速度で進む技術に期待を不安が入り交じるのは学校現場も同じで
高校教員への予備校が行ったアンケートでは
自由に使うべきが31%、一部制限を設けるや禁止すべきが58%だった。
まず言いたいことは、自公の議員さんは倫理、道徳、法令順守の魂など、とうの昔に悪魔に売り飛ばして内では無茶苦茶をやっているくせに、子供や大衆と来た日にはただちに頭を掴んで押さえつけにかかってくるのを止めていただきたいということ。
戦前の憲兵とか、治安維持法とかがそうですが、薩摩・長州という関ケ原で家康に負けた田舎侍どもが明治維新を起こして薩長で天下を取ったものだから、その田舎侍の品の無さ、粗暴性が染みついているのでしょうかねえ。
徳川家には文化を理解する品性と知性があったと思いますが、彼らにはからっきしそれがない。
さらに高校教員の皆さん、生成系AI、使った事あるんすかね?いったいどれぐら知っておられるんでしょうか?
ChatGPTはこう使おう!
- まずは、自由にChatGPTを利用してください。
倫理的な制約はしっかりとされているので、過度な心配は必要ありません。
- レポートや作文などもどんどん作成してみましょう。
作成した文章を子供たちは内容を理解しようとしますし、必要に応じて修正し加筆できます。これにより、これまで以上に学びが深まることでしょう。
- 私は高校教師だったので経験上知っているのですが、学校の教師の中には、ChatGPTに限らずインターネットなど新しいものが出てくると、それを自由に活用する利点よりも、倫理やマナー、犯罪の防止などについて心配し、何かとうるさく提案してくる者が少数ですがいます.
この記事でも出てきていますよね。
これは、そういった教師に創造性や戦略性、最新技術への適応力に欠けているためです
。高校の現場では本格的なプログラミング教育が十分に行われていないのも、それが一因です。
以前、札幌WEBプログラミングスクールをちょうど立ち上げた2000年位に、インターネットがこれから世界をいかに変えてしまうか?という事とへの認識と、高校の現場で今後どう対応するのか?を聴こうと思って、大学を卒業生して最初に赴任した公立高校の同期だった商業科教員に電話したら
「ネットを利用する前に、生徒がいかにネットで社会に迷惑を掛けないように利用するか?そのガイドラインを練り上げることが最重要であり、その原案を作るだけでも大変な作業である。
軽々しく、自由に触れさせ使わせるなどもっての他。」
と言ってきて、辟易して3分を待たずに電話を切りました。
そのころ経営していた横田進学教室で、教育社『キーズ』というコンピュータ教材を利用して、それが素晴らしかったので、同僚だった英語教諭に電話で話したら。「まず、それはお金が掛かるのでしょう? さらに英語科教員会議で検討したら意見の食い違いで100年しても議論は終わらないですよ。先生も現場にいたから知っているよね。」
と言われ、それ以上その話は止めました。
事実だからです。
高校教育の現場では、たいしたことのない発明などを大発明のように扱い、本当の大発明やイノベーションにはとんと鈍感なのです。
例を挙げると、小室さんという小樽商業高校の校長がミニコンピュータを使った模擬商業取引システムを作り、私が赴任した高校の商業科の同僚が全道商業科教員の夏の研究発表で、このシステムを活用したした授業について研究発表して栄転して行きました。
しかしこれは正直、何の役にも立たないシステムでした。
「このシステムの学習効果は無意味だ!」とその夏の研究発表の分科会で発言したら指導主事から「とても重要な発言だよ!」と褒められました。
しかし、発表した教員とは別の同僚教員には「全て意味が無いというのは違うのではないか?」と言われました。
今考えるとコンピュータを使用した模擬商取引というアイデアは評価できると思いますが、あまりに初歩的だったというのが正解かもしれません。
この小室大先生(北海道商業教員界のボスと言われていました)のシステムは、使用するなかで生徒同士でディスカッションすることによって、企業経営で利益が上がる要因に気付く効果があると謳っていました。
その要因とは・・・・「セールスマンを増やせ」でした。
それを聞いた時には、言葉がありませんでした・・・・・。
ちなみにこの方は私の大学のOBです。(苦笑)
もちろん大学でそんな事は教えませんよ。(笑)
同僚が栄転した理由は、もちろん商業科のボスであった小室校長の名誉を高めるのに手柄があったからです。(笑)
- 英語の翻訳や数学、理科の解答を簡単に作成できることは、学習効率を大幅に向上させます。なぜなら、問題を解くよりも答えを見て問題の意図や解法を理解する方が、科目の内容を速く習得できるからです。
以上です。